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8)労災

脳卒中は加齢、動脈硬化、高血圧、不整脈、脳動脈瘤などが原因で起きることが多いのですが、業務の過重負荷が脳心血管系へ影響することが分かっています。仕事中に脳卒中となった場合、身体的負荷、精神的負荷、作業環境などから労災となるかどうかを判断します。現在は発症前長期間の疲労蓄積なども労災認定の判断基準となっています。また、高血圧や糖尿病の治療をしていたかなど、普段の健康管理も判断基準に含まれてきます。労災は雇用形態に関わらず受けることができ、所管の労働基準監督署に給付請求を行います。労災保険指定医療機関で診療を受ける際は医療機関を通じて請求手続きをします。