呼吸器内科
特色

呼吸器科全般の疾患(肺癌、慢性閉塞性肺疾患・気管支喘息、睡眠時無呼吸症候群、感染症:抗酸菌感染症)に対応しています。現在当科6名で、日々の回診と呼吸器外科・放射線科等との連携の上で診療を行っています。
城南地区で唯一、肺がんの東京都がん診療連携協力病院となっています。
・肺癌、悪性中皮腫等の胸部悪性腫瘍
また肺疾患の合併、ご年齢などを考慮し個々のケースに合わせた最善の治療となるよう、内科・外科・放射線科によるカンファレンスで治療方針を決定しています。
放射線治療は他院からの照射のご依頼にも対応しています。
緩和ケアチーム(認定緩和看護師、その他多職種で構成)が外来・入院から在宅への移行まで連携して対応しており、難治性疼痛については放射線治療・メサドン投与等を行っています。
就労と治療・療養の両立については、治療就労両立支援センターの専門職員による就労支援を行っています。
・睡眠時無呼吸症候群;閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
肥満・眠気がなくても、OSAS自体が心疾患、脳卒中、日常生活への影響(注意・集中力・判断力の低下、交通事故等)を増やすことが知られています。
道路交通法改正で自動車免許更新時の質問項目として追加され、診断に必要な検査をよりスムーズに実施することが望まれています。
当科では睡眠時無呼吸症候群の専門外来を週3日開設しています。またご紹介医からポリソムノグラフィー検査入院を予約できる体制を準備中です。
・気管支喘息
ピンポイントに作用する新規の薬剤(生物製剤)により、吸入ステロイドの他の選択肢が増えてきており、当科では適切な薬剤を選択できるように留意しています。
・石綿(アスベスト)関連肺疾患
肺癌や悪性中皮腫、石綿性胸水・びまん性胸膜肥厚、円形無気肺、石綿肺など石綿関連肺疾患は多彩な病像を呈します。
石綿健康管理手帳による健診および大田区石綿健診として健診を行っています。
・ワクチン
重症の肺炎、COPD・気管支喘息の悪化を減らす上で、ワクチンの有効性は確立しています。感染症は人間社会において防ぐのが難しいこと、持病があるまたはご高齢の方に影響することは、COVIDパンデミックの経験から明らかです。罹った後の治療には限界があり、ワクチンの積極的な実施が望まれます。
インフルエンザ、新型コロナウイルスワクチン、肺炎球菌ワクチンの他、RSウイルスワクチンも実施可能です。
城南地区で唯一、肺がんの東京都がん診療連携協力病院となっています。
・肺癌、悪性中皮腫等の胸部悪性腫瘍
また肺疾患の合併、ご年齢などを考慮し個々のケースに合わせた最善の治療となるよう、内科・外科・放射線科によるカンファレンスで治療方針を決定しています。
放射線治療は他院からの照射のご依頼にも対応しています。
緩和ケアチーム(認定緩和看護師、その他多職種で構成)が外来・入院から在宅への移行まで連携して対応しており、難治性疼痛については放射線治療・メサドン投与等を行っています。
就労と治療・療養の両立については、治療就労両立支援センターの専門職員による就労支援を行っています。
・睡眠時無呼吸症候群;閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
肥満・眠気がなくても、OSAS自体が心疾患、脳卒中、日常生活への影響(注意・集中力・判断力の低下、交通事故等)を増やすことが知られています。
道路交通法改正で自動車免許更新時の質問項目として追加され、診断に必要な検査をよりスムーズに実施することが望まれています。
当科では睡眠時無呼吸症候群の専門外来を週3日開設しています。またご紹介医からポリソムノグラフィー検査入院を予約できる体制を準備中です。
・気管支喘息
ピンポイントに作用する新規の薬剤(生物製剤)により、吸入ステロイドの他の選択肢が増えてきており、当科では適切な薬剤を選択できるように留意しています。
・石綿(アスベスト)関連肺疾患
肺癌や悪性中皮腫、石綿性胸水・びまん性胸膜肥厚、円形無気肺、石綿肺など石綿関連肺疾患は多彩な病像を呈します。
石綿健康管理手帳による健診および大田区石綿健診として健診を行っています。
・ワクチン
重症の肺炎、COPD・気管支喘息の悪化を減らす上で、ワクチンの有効性は確立しています。感染症は人間社会において防ぐのが難しいこと、持病があるまたはご高齢の方に影響することは、COVIDパンデミックの経験から明らかです。罹った後の治療には限界があり、ワクチンの積極的な実施が望まれます。
インフルエンザ、新型コロナウイルスワクチン、肺炎球菌ワクチンの他、RSウイルスワクチンも実施可能です。
診療実績(疾患別入院患者数)
年度 | 2021 | 2022 | 2023 |
---|---|---|---|
退院患者数 | 801 | 634 | 726 |
肺炎 | 114 | 116 | 134 |
肺がん | 192 | 207 | 253 |
中皮腫 | 20 | 7 | 5 |
気管支喘息 | 3 | 7 | 14 |
COPD | 21 | 14 | 30 |
間質性肺疾患 | 33 | 53 | 62 |
間質性肺疾患 | 33 | 53 | 62 |
気胸 | 8 | 12 | 14 |
睡眠時無呼吸症候群 | 5 | 5 | 12 |
胸膜炎、膿胸 | 11 | 12 | 16 |
COVID-19 | 291 | 120 | 59 |
その他 | 103 | 81 | 127 |
死亡数(剖検数) | 68(2) | 62(2) | 68(2) |
気管支鏡件数 | 66 | 72 | 94 |
・治療内訳
人工呼吸施行患者(NIPPV含む) 14名、ハイフロー治療施行患者数 12名
診療実績(外来患者数)
年度 | 2024 |
---|---|
外来患者数 | 10,652 |
呼吸器内科紹介件数 | 654 |
逆紹介(診療情報提供料算定患者) | 412 |
在宅酸素療法施行患者 | 41 |
CPAP | 170 |
気管支喘息 生物製剤使用例 | 21 |
スタッフ紹介
名前 | 河野 正和(こうの まさかず) |
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職名 | 呼吸器内科部長 アスベスト疾患センター長(兼) 呼吸器センター副センター長(兼) |
学歴等 | 平成9年千葉大学卒 平成19年千葉大学院医学薬学府卒 医学博士 |
認定医 | 日本内科学会 International society of travel medicine CTM がん治療認定医 |
専門医 | 日本内科学会 日本呼吸器学会 日本呼吸器内視鏡学会 |
指導医 | 日本呼吸器学会 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡指導医 |
名前 | 松村 琢磨(まつむら たくま) |
---|---|
職名 | 第二呼吸器内科部長 |
学歴等 | 平成21年 千葉大学卒 平成29年千葉大学院医学薬学府卒 医学博士 |
認定医 | 日本内科学会 |
専門医 | 日本内科学会 日本呼吸器学会 日本呼吸器内視鏡学会 日本睡眠学会 |
指導医 | 日本内科学会 日本呼吸器学会 |
名前 | 鈴木 英子(すずき えいこ) |
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職名 | 呼吸器内科医 副部長 |
学歴等 | 平成24年富山大学医学部医学科卒 令和4年千葉大学院医学薬学府卒 医学博士 |
認定医 | 日本内科学会認定内科医 |
専門医 | 総合内科専門医 |
名前 | 伊藤 幸祐(いとう こうすけ) |
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職名 | 呼吸器内科副部長 |
学歴等 | 平成28年 千葉大学卒 |
専門医 | 日本専門医機構 内科専門医 日本呼吸器学会専門医、臨床研修医指導医 |
名前 | 堀 礁太(ほり しょうた) |
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職名 | 呼吸器内科医師 |
学歴等 | 令和2年 産業医大卒 |
名前 | 春日 憲太郎(かすが けんたろう) |
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職名 | 呼吸器内科医師 |
学歴等 | 令和元年千葉大学卒 |
名前 | 三宅 浩生(みやけ ひろき) |
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職名 | 呼吸器内科医師 |
学歴等 | 令和5年千葉大学卒 |