特色
当院泌尿器科は2024年度専門医2名、後期研修医2名の計4名体制で診療に当たっています。ひとりひとりの患者さんを大切にし、丁寧な診療を心がけ、城南地域を中心とした医療に貢献することが使命と考えています。
診療内容としては、尿路、性器の悪性腫瘍に対しては摘出術、化学療法、放射線治療を組み合わせ患者さんの病状に沿った治療を行っています。主に腎癌、尿路上皮癌(腎盂尿管癌、膀胱癌)、前立腺癌、副腎腫瘍等の治療を行い、腹腔鏡手術は腎摘除術、腎尿管全摘出術、副腎摘除術で対応しています。
良性疾患については、前立腺肥大症に対しては薬物治療、経尿道的切除術を中心とした治療を行っています。その他、尿路感染症、小児尿路疾患(尿路感染症、先天性尿路疾患、停留精巣などにも対応可能)、神経因性膀胱、尿路結石、包茎、尿道狭窄など多岐に渡った疾患に当たっています。尿路結石治療に関してはHo-YAGレーザー結石破砕装置を常備し、全尿路の内視鏡的結石破砕手術が増加しています。
女性特有の排尿疾患(骨盤臓器脱)に関しましては女性泌尿器専門の蒲田泌尿器科皮ふ科クリニックと連携を持ち、当院での手術が可能です。
慢性腎不全に対してはブラッドアクセス新規造設、再建手術を手掛けています。
主な手術症例
疾患
副腎腫瘍 |
腎癌 |
腎癌 |
腎盂・尿管癌 |
水腎症 |
水腎症、結石性腎盂腎炎 |
尿管結石等の水腎症・腎盂腎炎 |
腎結石 |
腎尿管結石 |
膀胱結石 |
表在性膀胱癌 |
浸潤性膀胱癌 |
排尿障害 |
尿道カルンクラ(外尿道口腫瘍) |
前立腺肥大症 |
前立腺癌 |
前立腺癌(男性ホルモン除去) |
陰嚢水腫 |
尿道狭窄 |
包茎 |
慢性腎不全 |
膀胱脱(骨盤臓器脱) |
膀胱脱 |
女性尿失禁 |
精巣腫瘍 |
前立腺癌の疑い |
副腎摘除術 |
2 例 |
腎癌根治的腎摘除術 |
3 例 |
腎癌部分切除術 |
3 例 |
腎盂尿管癌摘除術 |
2 例 |
腎盂形成術 |
1 例 |
経皮的腎瘻造設術 |
2 例 |
尿管カテーテル留置術 |
52 例 |
経皮的腎結石破砕術 |
0 例 |
経尿道的腎尿管結石破砕術 |
30 例 |
経尿道的膀胱結石破砕術 |
5 例 |
経尿道的膀胱腫瘍切除術 |
38 例 |
膀胱全摘除、回腸導管造設術 |
1 例 |
膀胱瘤造設術 |
1 例 |
尿道カルンクラ(外尿道口腫瘍)切除術 |
1 例 |
経尿道的前立腺切除術 |
25 例 |
前立腺癌前立腺全摘除術 |
3 例 |
精巣摘除術 |
6 例 |
陰嚢水腫根治術 |
1 例 |
尿道狭窄内尿道切開術 |
4 例 |
包茎手術 |
5 例 |
ブラッドアクセス造設術 |
17 例 |
膀胱脱メッシュ吊り上げ術 |
1 例 |
膣閉鎖 |
1 例 |
尿道吊り上げ術 |
1 例 |
高位精巣摘除術 |
0 例 |
前立腺生検 |
47 例 |
スタッフ紹介
外来担当医一覧はこちら
名前 |
新井 兼司(あらい けんじ) |
職名 |
泌尿器科部長 |
学歴等 |
昭和62年東邦大学医学部卒 医学博士 |
専門医 |
日本泌尿器科学会 |
指導医 |
日本泌尿器科学会 |
専門分野 |
泌尿器一般 腎移植 腎不全外科 小児泌尿器 |
名前 |
清水 知(しみず とも) |
職名 |
泌尿器科医師 |
学歴等 |
平成25年東邦大学卒 |
専門医 |
日本泌尿器科学会 |
指導医 |
日本泌尿器科学会 |
名前 |
坂本 憲亮(さかもと けんすけ) |
職名 |
泌尿器科医師 |
学歴等 |
令和2年東邦大学医学部医学科卒 |
名前 |
鈴木 章太(すずき しょうた) |
職名 |
泌尿器科医師 |
学歴等 |
令和4年岩手医科大学医学部医学科卒 |
(令和5年11月1日現在)