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携帯電話使用

病院内には、人命に直接関わる医療機器が多数設備されており、また、身体に装着した方も施設内(隣接する部屋、廊下等)を移動する可能性があります。これらの機器は携帯電話から発射される電波により誤動作の可能性があるため、当院では全面的に使用を禁止してまいりました。

しかしながら、携帯電話の普及と利用者の利便性が向上してきていることや、医療機器に関しても一定条件のもとでの安全性が確認されたことにより、今回使用制限を緩和し、平成17年 7月1日より全面的な使用禁止としていたものを解除し、一定の場所での使用を認めることとしました。

ご来院の皆様方および入院中の患者さまは下記の使用制限を厳守していただきますようお願いいたします。

使用制限について

病院内での携帯電話の使用については次のとおりとします。

  1. 院内全域をマナーモード区域とします。
  2. 使用可能区域を指定します。
    <外来>
    ・1階エントランスホール公衆電話横
    ・2階エントランスホールトイレ前
    <病棟>
    ・デイルーム
    ・個室(医師が許可した場合)(多床室での通話は禁止です)
  3. 就寝時間(午後9時から午前6時まで)は使用禁止とします。

参考

  1. 植込み型心臓ペースメーカーへの影響
    携帯電話からの影響を全機種の植込み型心臓ペースメーカーについて調べた実 験結果から、22㎝以上離せば影響を受けないと考えられます。
  2. 補聴器使用者への影響
    携帯電話がごく接近した状態では補聴器に雑音が混入することがありますので、 電源を切る配慮をお願いいたします。
  3. 病院職員が使用しているもの
    医療用PHSで、「医療用」と書かれた赤いストラップをつけています。
    PHSから発射される電波による医療機器への影響は携帯電話に比べ小さいものの全くない訳ではありません。
    ※出力は携帯電話の十分の一以下。

使用可能区域について

1F携帯電話使用可能区域 2F携帯電話使用可能区域 3-7F携帯電話使用可能区域