倫理指針
東京労災病院は、次のとおり職務倫理、職業倫理および医学・研究倫理に関する方針を定めています。
当院の倫理委員会についての詳細(委員名簿、記録の概要)については、厚生労働省「研究倫理審査委員会報告システム」(https://rinri.niph.go.jp/)において公表しています。(トップページ「閲覧者用画面」をクリックし、検索条件の「設置機関の名称」を「東京労災病院」と入力して検索してください)
職務倫理
- 職員は、労働者健康安全機構の職員として刑法その他の罰則の適用について、法令により公務に従事する職員と見なされることを認識し、公務に従事する者としての自覚をもって職務に当たります。
- 職員は、労働者健康安全機構法、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律、職員就業規則及びその他法令等を遵守し、職務上知り得た情報の機密保持、適正利用、適正管理等に努めます。
- 職員は、労働者健康安全機構役職員倫理規程を遵守し綱紀の保持に努めます。
- 職員は、病院に勤務するものとして、以下の事項について特に留意します。
- 勤務時間、診療開始時間を厳守します
- 向上心を絶やさず、院内外の諸会議、研修会、グループ活動等に積極的に参加し、継続的に知識・技能の習得及び他職種との交流に努めます
- 品性を陶冶し、基本的なマナーの保持・向上に努めます
- 当院の理念、基本方針、年度計画等を理解し、病院運営に対する参画意識を持ちます
職業倫理
- 職員は、医療人として医療法のほか各職種に関連する法令を誠実に遵守し、医療人としての責務を果たします。
- 職員は、患者さんの権利について理解し、患者さんとの信頼関係を築き上げる努力をします。
- 職員は、医療人として、以下の事項について特に留意します。
- 医療行為は患者さん・家族のみなさんへ分かりやすく説明し、同意の上で行います
- 患者さんの安全確保は基本的な責務であると認識し、医療事故はすべて報告します
- 病院医療はチーム医療であることを十分理解し、職種間相互に尊敬しあい情報を共有します
- 職員間の連携を高めるために、研修会、症例検討会、カンファレンス等を通じ職員相互の情報交換を密にします
- 保険診療を理解し、それに基づく適切な医療を行います
- 正しい医学的知識の普及・開発に努めて地域の健康・医療の推進に協力します
医学・研究倫理
- 職員は、人間を直接対象とした先進的医療行為及び医学研究を行う場合は、医の倫理に関するヘルシンキ宣言等の趣旨を尊重します。
- 職員は、ヒトゲノム・遺伝子解析に関する研究を行う場合は、ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針(平成13年3月29日、文部科学省・厚生労働省・経済産業省告示、平成26年11月25日一部改正)に従います。
- 職員は、前2項の規定のほか、別に定める当院の臨床研究及び疫学研究に関する指針を遵守します。